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 平成31年03月18日掲載

〔 Vol.11 : F-104 スターファイター(その2) 〕

F-104 その2は、百里基地開設時から1978年まで運用されていた7空団 206飛行隊及び72年に那覇へ移動した207飛行隊の百里での運用中の様子を紹介します。

 
❖ F-104J 36-8540  207sq

F-104の(その1)で最初にも紹介しましたが、F-104の空力的に洗練された機体、カミソリの刃とも称された薄い主翼のイメージが分かります。

 
❖ F-104J  76-8683 206sq

百里基地R/W03からの離陸です

 
❖ F-104J 46-8640 46-8656 207sq 

F-104でのフォーメーション離陸です。

 
❖ F-104DJ 36-5013 206sq 

機体左翼下面に装備されている爆弾状のものは、射撃訓練用の高速デルマターゲットです。なお、F-104DJは複座に改造されたことで、機首の首輪の格納方向は後方に変わっています。

 
❖ F-104DJ 36-5013 206sq

R/W03側 着陸後のデルマターゲット付きで、ターゲットの使用後は、銃弾で破壊されない限り、プロペラが付いたトゥリールの巻き取り装置で回収され元位置に戻され着陸します。

 

F-104J 56-8680 206sq

百里からの離陸する、射撃訓練用ダートターゲット付きです。ダートターゲットはバルサ材及び紙製ハニカムに薄いアルミ板を貼った三角翼で、一時期、横田のF-105等も多く使用していました。使用後は、本体のみを海上で投棄していましたが、百里では飛行場まで曳航してから切り離し、滑走路脇等で回収することもありました。

 
❖ F-104J xx 4機  206sq

百里R/W03エンド付近でタキシングする4機で、F-104では、誘導路2列タキシングが普通でした。

 
❖ F-104J 46-8570 他3機  206sq

百里 R/W03エンド 点検終了後出発直前の4機です。なお、この46-8570機(F-104J c/n 683B-3070)は、この後新田原の202飛行隊に移りましたが、1984年用廃機となった以降に、米軍経由で1987年TAIWAN AIR FORCE(ROCAF)へ引き渡され、1999年頃まで飛行していました。台湾空軍は、三菱製 F-104Jがスペア機を含めた30機余り、ロッキード製のF-104DJ 6機程が引き渡され使用していました。

 
❖ F-104J 46-8607 207sq

R/W03エンドで着陸後のドラッグシュート切り離し直全、2.75inロケット弾のポット装備です。なお、撮影時は1972年でこの直後那覇基地へ移動しており、尾翼マークは消されていました。

 
❖ F-104J 26-8507 206sq

撮影はR/W03エンド付近西側で、現在のアラートハンガーの反対側に当時のアラートハンガーがあり、この機体はアラートハンガー前の誘導路で、胴体に実弾のサイドワインダーが装備されています。

 

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